About School 学校紹介
校長あいさつ Principal's Greeting


心豊かな歯科衛生士の養成を目指して


山形県歯科医師会立 山形歯科専門学校ホームページにアクセスいただき、まことにありがとうございます。
本校は、山形県内唯一の歯科衛生士養成校です。1966年に、山形県歯科医師会が「山形県歯科衛生士学院」と「山形県歯科助手学校」を開校してから、今年で60年目の節目を迎えました。1976年には両校を統合し、校名を現在の「山形歯科専門学校」に変更しました。その翌年に歯科技工士科を開設し、歯科衛生士科・歯科助手科・歯科技工士科の3科併設の養成校として教育体制の充実を図りました。
その後、時代の流れとともに様々な変遷があり、2002年に歯科衛生士科単独校として一新され、2009年には3年制度に移行し現在に至っております。
卒業生は、3科全体で3,154名、歯科衛生士科では2,025名を数え、その多くは山形県内を中心に、地域歯科医療の担い手として各所で活躍しておられます。
法律で定められている歯科衛生士は、「歯科疾患の予防」「口腔衛生の向上」を図ることを目的とし、国家資格を持つ専門職です。
近年、少子高齢化の進行や健康長寿志向の高まりなどにより、口腔衛生に対する人々の意識が大きく向上するとともに、歯や口腔の管理が全身の健康状態と極めて密接な関係があるという考え方が広く浸透してきました。それに伴い、歯科衛生士の活躍の場は大きく拡がり、求められる専門性も次第に高度化してきています。
歯科衛生士は、お口はもちろん体全体の健康を司る重要な役割を担っていると言えます。
そのような中、本校には「学問の研究」「技術の錬磨」「友愛の精神」「奉仕の精神」という4本の柱からなる建学の精神があります。これらは、知の高さを追い求める豊かな人間を育もうという、本校に永く受け継がれ教育の根幹となっている考え方です。
現在においては、自らが課題解決のために主体的に立ち向かう「専門職としての姿勢」、様々な領域の方々への対応と必要な情報を有効に活用する「適応力」、思いやりに満ちあふれた「豊かな人間性」が求められています。本校ではこれらを体得するべく、歯科医療の最前線で御活躍中の歯科医師等を講師としてお迎えし、その専門とする講義を教授いただくとともに、学外実習や山形の夏の風物詩「花笠踊り」への全校参加など、3か年の充実したカリキュラム・学校行事を用意しております。
また、前途有為な歯科衛生士を育成し、主に山形県内を中心として、地域歯科医療の充実と発展に寄与することを目的として、本校独自の修学支援制度を準備しております。多くの学生に御利用いただいております。詳しくは本HP「高等教育の修学支援制度」対象校を御覧ください。
更に、令和7年度入学者選抜よりAO入試制度を導入し、本校への興味関心が高く、入学を強く希望する学生を積極的に迎えるようにいたしました。私見ですが、高校までの多様かつ異なる学びを持つ学生同士が、様々に情報交換しながら、切磋琢磨する様子は新風が吹き込んでいるといっても過言ではありません。
このように、本校では時代のニーズに合わせた歯科衛生士の姿を職員一同で共有し、学生たちと“ワンチーム”の思いで明日の歯科医療を支える人材育成に邁進しております。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(令和7年4月吉日)

校長 佐藤 睦浩
(さとう よしひろ)
校章 School Chapter

(昭和41年10月26日制定)
校章全体の形は山形県の県花「紅花」を表しています。また、本校の設置者である山形県歯科医師会の会章「D」マークを、校章の中央に十字の形に上下左右4つ配置し、下記に示した4本の柱からなる本校の『建学の精神』をイメージしました。
教育理念 Educational Policy
[建学の精神]
- 一 「学問の研究」
- 二 「技術の錬磨」
- 三 「友愛の精神」
- 四 「奉仕の精神」
本校開学より脈々と受け継がれてきたこの[建学の精神]を基としつつ、新しい時代の要請を捉えた多様な教育活動を行うことにより、幅広い知識と確かな技術を備え、歯科医療専門職としての自覚と学ぶ意欲を持ち続け、人々の健康と幸せを支える思いやりにあふれた歯科衛生士の育成をめざします。
沿革 History
1966年(昭和41年) | 「山形県歯科衛生士学院」開校 <4月 厚生大臣認可> 「山形県歯科助手学校」開校 <7月 山形県知事認可> 校章制定 |
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1976年(昭和51年) | 学校教育法改正を機に、両校を統合し「山形歯科専門学校」と改称 |
1977年(昭和52年) | 歯科技工士科開設 <厚生大臣認可> 全国唯一の3科(歯科衛生士科・歯科助手科・歯科技工士科)併設校に |
1978年(昭和53年) | 校歌制定 |
1986年(昭和61年) | 歯科衛生士科 修業年限2年制度開始 歯科助手科 学生募集休止 |
2001年(平成13年) | 歯科技工士科 学生募集停止 |
2002年(平成14年) | 歯科技工士科・歯科助手科 閉科 歯科衛生士科単独校に |
2009年(平成21年) | 歯科衛生士科 修業年限3年制度開始 |
2016年(平成28年) | 創立50周年を迎える |
2019年(平成31年) | 職業実践専門課程(文部科学大臣認定 3月5日付) |
概要 Overview
学校名 | 一般社団法人 山形県歯科医師会立 山形歯科専門学校 |
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創立 | 1966年(昭和41年)4月 |
校長 | 佐藤 睦浩 |
所在地 | 〒990-0031 山形県山形市十日町二丁目4-35 |
TEL | 023-624-8935 |
FAX | 023-624-8934 |
URL | https://shikasen.keishi.org/ |
shikasen@keishi.org | |
職員数 | 教務職員5名・非常勤講師66名・臨床実習施設長65名・事務職員2名 |
学生数 | 89名 |
施設・環境 Facilities & environment
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玄関
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ブラッシングコーナー
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実習室(歯科用ユニット)
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図書室(学習コーナー)
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図書室(PCコーナー)
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多目的室
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実験室
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普通教室
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ロッカールーム